みやびブレンド

福岡県春日市という温かく優しい町で、音楽教室 Sounds Fun Music School と音楽の民間学童保育 おとわ を運営しながら、2人のちびちびモンスター(仮)を育てる35歳の音楽マニア。お外向けじゃなく“みやび”という人間性を知ってもらうブログを図々しく立ち上げちゃった次第。

私にとってのレッスンとは。

ちょっと驚いたことにね。
気づいたらYouTubeのチャンネル登録者数が1096名になってて。

なんか妙に高鳴りましてウフフな気持ちだったんだけども!!
考えてみたら最近めっきり動画は更新していないし
再生回数も別に伸びているわけではないので
なぜ増えているのか、完全に謎ですね。


なんでだろう…でも、嬉しい。

ちょっと久しぶりに動画載っけようかなって気持ちになってます///
歌いたい曲も演りたい曲も山のようにあります。


「教える」という環境に身を置かせていただいて
物事をその方の腑に落とせるよう伝える、というのを
研究しているわけですけれども。
その中で、全然音楽とは関係ない話だったり
むしろ生徒さんのお話を伺っている時間も多くって。

大学時代に
「心理学」や「音楽療法学」の授業で
人との接し方や心情を優しく受け取る方法なんかの講義を
受けていたのに、その頃は
「ほーん」程度で聞いていたから
今となっては(ちゃんと聞いておけばっっっっ!)と
後悔の嵐に叩き付けられている日々です。


教えるという立場になると
outputばかりに思いがちだけど
レッスンを通してだったり
こういったなんでもないお話も強く響いて
inputに繋がり、それが回り回って
自分の音楽的表現に繋がっていたりします。


「アップデートしてかなきゃ。
今満足してたって周りから見たらもう古いのよ」


妹が私に言った言葉は今でも大きく影響していて
それは音楽の知識だけでなく人間性
価値観も考え方も
全てに繋がってくるよね、って思うんですね。

 

だから生徒さんとの何気ない会話は私にとって
ものすごく大切な時間。


そこで発想をアップデートしたり
言葉を上手に受け取る練習をしたり
教える立場から教えてもらう立場になったりして
レッスン時間を養分にして暮らしています。


私にとって社会の入り口はレッスン室のドア。
ここを開けたら世の中と繋がっている気分。
“独りよがり”から、本当に正解か試してもらえる
絶好のワクワク場所。


皆さんにとってもパァッと広がる可能性のドアになるよう
命いっぱいこれからも音楽を伝えたい所存です。

私にとってのレッスンとは。

ちょっと驚いたことにね。
気づいたらYouTubeのチャンネル登録者数が1096名になってて。

なんか妙に高鳴りましてウフフな気持ちだったんだけども!!
考えてみたら最近めっきり動画は更新していないし
再生回数も別に伸びているわけではないので
なぜ増えているのか、完全に謎ですね。


なんでだろう…でも、嬉しい。

ちょっと久しぶりに動画載っけようかなって気持ちになってます///
歌いたい曲も演りたい曲も山のようにあります。


「教える」という環境に身を置かせていただいて
物事をその方の腑に落とせるよう伝える、というのを
研究しているわけですけれども。
その中で、全然音楽とは関係ない話だったり
むしろ生徒さんのお話を伺っている時間も多くって。

大学時代に
「心理学」や「音楽療法学」の授業で
人との接し方や心情を優しく受け取る方法なんかの講義を
受けていたのに、その頃は
「ほーん」程度で聞いていたから
今となっては(ちゃんと聞いておけばっっっっ!)と
後悔の嵐に叩き付けられている日々です。


教えるという立場になると
outputばかりに思いがちだけど
レッスンを通してだったり
こういったなんでもないお話も強く響いて
inputに繋がり、それが回り回って
自分の音楽的表現に繋がっていたりします。


「アップデートしてかなきゃ。
今満足してたって周りから見たらもう古いのよ」


妹が私に言った言葉は今でも大きく影響していて
それは音楽の知識だけでなく人間性
価値観も考え方も
全てに繋がってくるよね、って思うんですね。

 

だから生徒さんとの何気ない会話は私にとって
ものすごく大切な時間。


そこで発想をアップデートしたり
言葉を上手に受け取る練習をしたり
教える立場から教えてもらう立場になったりして
レッスン時間を養分にして暮らしています。


私にとって社会の入り口はレッスン室のドア。
ここを開けたら世の中と繋がっている気分。
“独りよがり”から、本当に正解か試してもらえる
絶好のワクワク場所。


皆さんにとってもパァッと広がる可能性のドアになるよう
命いっぱいこれからも音楽を伝えたい所存です。

悲しい日。

最近、学んだこと。

どうにもこうにも叫びたくなるほど
辛い状況が飛び込んできた時。
やっぱり何をしてても
そのことで頭が満たされてしまって
上手に息さえできなくなる。


苦しい、辛い。
どうしてこんなことに。
お願い、どうか嘘だと言ってほしい。

「…な〜んてことにならないように
気をつけましょうね!」
ってドッキリ宣言をして!早く!!!


待てど暮らせどそんな宣言はなく
無情に不要な速報が続く。


気づいたら味気のない水を
何度も何度も口に運んで
目はずっとテレビに釘付け。
CMも全てモノクロに見える。
また同じ言葉を繰り返すテレビ。


辛い。悲しい。
なにも手につかない。


奪われていい命など

一つもないのに。


本当は…
今夜はなにを食べる予定だったんだろう。
今週末はゴルフや家族と温泉なんか予定していたのかも。
まだ返信していないLINEがあったはず。


ねえ。

あなたが奪っていい命など
なに一つないのですよ。


悲しくて咽頭が震える。


そんなことばかり反復していたら

息子たちと過ごしている時間さえ
失望感や悲しみで満たされてしまって
夜ごはんを作る気力を失ってしまった。


今、一番大切なことは
それでもきちんと自分のテリトリーを確保して
生きる、と言うこと。


ちょっと辛すぎて人生挫けそうになって
ごはんを作れなくなったせいで
息子たちまで路頭に迷わせるわけにはいかない。


急いでテレビを消して
スマホを向こうに追いやって
情報をコントロール。まずは自分を守らなきゃ。


あ、でもごはんは作れそうにない(なぜ)
と言うことで、仕事を頑張る夫を待って
お寿司やさんにいくことを許してもらいました。



今日はみんな、辛いですね。
どうか体も心も守ってください。
私も明日からまた、頑張って生きます。

動かないと、答えは見えない。

タイニーハウスが欲しくなりすぎて
宗像市まで2時間半かけて行ってきました。

タイニーハウスとは…
庭とかその辺の土地に置く
もう一個の家みたいな風貌の
実際は物置とかワンコ部屋とか
楽器演奏部屋とか店舗とか
好きなように使える
秘密基地のようなもの。


もうね、絵面は可愛すぎるので
気になる方はググってくだされ。


とにかくずっと気になってたんだけど
置く場所ないしね〜つって頭の隅に追いやってて。
でも、知る人ぞ知る
「騒音問題」というものが最近ございまして(笑)
お庭に児童も出られなくなったし
我が家のワンコも庭に離せなくなったから
じゃあこの庭どうすンねん、ってなって
夫婦で「タイニーハウス!!」となったワケです。


わたしは昔から
珈琲の匂いがやたらと好きで
毎朝、珈琲豆を挽くところから
『目覚めの良い音』してるんですけどね。

「んじゃ、タイニーハウスで
珈琲屋さん始めちゃおっかな〜♪なんつって」

 

なんて軽はずみで生徒さんに言ったら
「えー!やってください!毎回買うんで!」
なんて震えるほど嬉しいリアクション。

…うそン。勢いで言うたんに。。


それからちょっと本気モードになっちゃって
タイニーハウスを扱ってる店を全国規模で探してたら
なんと宗像にめちゃすご職人がおられる!
すぐにInstagramで検索。やっぱりあった!
しかも年中見学OKって書いてある!


「すみません!見学させてください!」
と問い合わせると「忙しいんで、無理ですね」
となんともツッケンドンなご対応…
大丈夫!世界中の人が忙しいンじゃ!
何クソ精神で日を改めて計4回アプローチを繰り返し
(良いと思ったら相手が折れるまで猛アタックするうざキャラ)
なんとか渋々OK(←)をいただきました。


そして、見学当日。

宗像まで車で2時間半。
とりあえず…遠っっっっ
でも行ってよかったぁ。

見学時間、3分。
そそくさとお店から出て、また来た道を引き返しました。

結論から言うと…
控えめに言って、最高。
マジで欲しい。

 

 

…でも、まだ用途が曖昧なのと
(珈琲屋さんとか片手間で出来るようなヤワなものじゃないし)
平米数がわからなかったのと
今注文したとしても5ヶ月待ちとかいう
どこかの結婚式場みたいな状況だったので
一旦持ち帰ることに。


帰りの車の中で夫に
「キミが作れば良いんじゃない?」
という無茶振りをすると
夫も「そうね。できるかな。できるかも?」
と、怖さ知らずな返答だったので
そこにも軽めに期待しつつ


『まずは用途を決めようぞ』


と言うところで着地しました。


でも重複になるけど、行ってよかった。
やっぱり実物見ると色々想像が捗るし
画像で見るのとはやっぱり質感が違いすぎました。



「気になるものがあるなら
とりあえず動いてみることよ。」



悩んで動かない間って
結局ずっと頭のどこかにあるから
いつまで経っても未解決事件。

そうすると後悔も増えるし
スッキリしないのよね。

でもとりあえず何かしら動いてみたら
動かなかった時には見えなかったものが
ばば〜んっと見えてくる。
そうすると引っかかってたものが
するりと外れたり
もっとハマっちゃって
好き好きになったりする。


いずれにせよ動かないと見えなかったもの。
動くって、素晴らしいこと。



そんなこんなで
タイニーハウスは我が家にできるのでしょうか?

乞うご期待くださいませね♪

動かないと、答えは見えない。

タイニーハウスが欲しくなりすぎて
宗像市まで2時間半かけて行ってきました。

タイニーハウスとは…
庭とかその辺の土地に置く
もう一個の家みたいな風貌の
実際は物置とかワンコ部屋とか
楽器演奏部屋とか店舗とか
好きなように使える
秘密基地のようなもの。


もうね、絵面は可愛すぎるので
気になる方はググってくだされ。


とにかくずっと気になってたんだけど
置く場所ないしね〜つって頭の隅に追いやってて。
でも、知る人ぞ知る
「騒音問題」というものが最近ございまして(笑)
お庭に児童も出られなくなったし
我が家のワンコも庭に離せなくなったから
じゃあこの庭どうすンねん、ってなって
夫婦で「タイニーハウス!!」となったワケです。


わたしは昔から
珈琲の匂いがやたらと好きで
毎朝、珈琲豆を挽くところから
『目覚めの良い音』してるんですけどね。

「んじゃ、タイニーハウスで
珈琲屋さん始めちゃおっかな〜♪なんつって」

 

なんて軽はずみで生徒さんに言ったら
「えー!やってください!毎回買うんで!」
なんて震えるほど嬉しいリアクション。

…うそン。勢いで言うたんに。。


それからちょっと本気モードになっちゃって
タイニーハウスを扱ってる店を全国規模で探してたら
なんと宗像にめちゃすご職人がおられる!
すぐにInstagramで検索。やっぱりあった!
しかも年中見学OKって書いてある!


「すみません!見学させてください!」
と問い合わせると「忙しいんで、無理ですね」
となんともツッケンドンなご対応…
大丈夫!世界中の人が忙しいンじゃ!
何クソ精神で日を改めて計4回アプローチを繰り返し
(良いと思ったら相手が折れるまで猛アタックするうざキャラ)
なんとか渋々OK(←)をいただきました。


そして、見学当日。

宗像まで車で2時間半。
とりあえず…遠っっっっ
でも行ってよかったぁ。

見学時間、3分。
そそくさとお店から出て、また来た道を引き返しました。

結論から言うと…
控えめに言って、最高。
マジで欲しい。

 

 

…でも、まだ用途が曖昧なのと
(珈琲屋さんとか片手間で出来るようなヤワなものじゃないし)
平米数がわからなかったのと
今注文したとしても5ヶ月待ちとかいう
どこかの結婚式場みたいな状況だったので
一旦持ち帰ることに。


帰りの車の中で夫に
「キミが作れば良いんじゃない?」
という無茶振りをすると
夫も「そうね。できるかな。できるかも?」
と、怖さ知らずな返答だったので
そこにも軽めに期待しつつ


『まずは用途を決めようぞ』


と言うところで着地しました。


でも重複になるけど、行ってよかった。
やっぱり実物見ると色々想像が捗るし
画像で見るのとはやっぱり質感が違いすぎました。



「気になるものがあるなら
とりあえず動いてみることよ。」



悩んで動かない間って
結局ずっと頭のどこかにあるから
いつまで経っても未解決事件。

そうすると後悔も増えるし
スッキリしないのよね。

でもとりあえず何かしら動いてみたら
動かなかった時には見えなかったものが
ばば〜んっと見えてくる。
そうすると引っかかってたものが
するりと外れたり
もっとハマっちゃって
好き好きになったりする。


いずれにせよ動かないと見えなかったもの。
動くって、素晴らしいこと。



そんなこんなで
タイニーハウスは我が家にできるのでしょうか?

乞うご期待くださいませね♪

苦しいことは、いつか忘れてしまう。

良くも悪くも。
忘れるんです。忘れられるんですね、人は。

例え完璧に忘れられなくても明らかに薄くなっていく。
日常が重なっていくたび
少しずつ、少しずつ。


そんなことを痛感するのが、今。
なぜ半年以上間を空けて今ブログを書いているのか。
やっっとiPadをカタカタ触って
自分語りができる環境になったからです。


その環境というのが
リビングに家族が集合して寝るこの「夏」のことです。

リビングにベッドマットを運んできて
空調の効いてる場所で犬と一緒に寝る。
そうすると普段リビングに置いているiPad
カタカタ触ってお仕事をしていても
別の部屋に行って作業をするわけではないので
「寂しい!」と子どもたちから怒られることもなく
気付けば寝息を立てています。


我が家では毎夜
子どもたちが気持ちよく寝られるように
睡眠用BGMを朝まで流しているので
リビングでも同じように流してあげて
それを聞きながら
こうやって一息ついて
「これからの事」や「これまでの事」に
思いを馳せられるワケです。


そこでふと思い出すのが
毎日、まだ幼い我が子の世話を
2時間おきにしなければいけなかったあの頃。


同じように
睡眠用BGMを流しながら
ホニャホニャ泣いて私を求める我が子のおむつを変えたり
ミルクを寝ぼけながら調合して飲ませてあげて
40分かけて飲み終えた
たった60mlのミルクの瓶を置いて
今度は寝付くまで立ってゆらゆらゆらゆら…
揺らしてもなかなか眠ってくれなくて
立ったままフラフラと
寝落ちしそうになることも。

スーッと寝ついて「やった!」と思っても
すぐベッドに下ろすとまた目を覚ますので
そのまま揺らして完全に脱力するまで20分ほど待って
無事にベッドに着陸させたらガッツポーズ。


それから哺乳瓶を洗って煮沸消毒して
次のミルクの準備を終わらせてもう一度お布団に入ると
どんなに長くても「3時間おき」だから
既に2時間半とか経過してて
いやいや30分しか寝れない。とか全然ザラで。


特に長男は
ねんねは苦手。
おむつはちょっとでも気持ち悪いから泣きます。
ミルクはゆっくりゆっくり眠りながら。
基本背中スイッチばっちし☆
みたいな赤ちゃんだったから
大袈裟じゃなく最初の1ヶ月は
ほぼ無睡眠。


ちょっと辛すぎて
「ぬぉわーーーーー!溺れるほど寝たぃぁああああ」
なんてツイートしたこともありました。



なのに。


なのに!
あの頃途方に暮れながら
ボロボロの体で赤ん坊をゆらゆら揺らしながら
聞いていたあのBGMを今、目の当たりにしても

思 い 出 せ な い っっっっ


あの辛さを、思い出せない!!!!怖っっっっ


「一生この呪縛からぬけだせないのでは」
「私はもうベッドで朝まで気持ちよく眠ることはないのだな」
「世界で今、私は1人だ…」
「このBGMは生涯忘れねえっ辛くて死にそうな今を刻印してやるぅ!」
なんて思って涙したあの頃の臨場感がっっっっ


なぁあああいっっっっ



ああ。いい音楽ですね(ほっこり)
ってな感じよ。
当時一緒になってギラギラ血走っていた夫も
先ほどBGMを流した瞬間
「いや〜懐かしいなあ♪魚可愛いな〜」
とか言いながら寝ましたね。


恐ろしい。

とてつもなく苦しくて
孤独で、しんどくて
不安で、やるせなかったはずなのに。


そんな気持ちは忘れて
「あ〜この和音、九度が入っておっしゃれぇ〜」
とにっこりしながらブログを書き始めたんです。


でも先ほどのブログはそのことすら忘れて
違う内容を更新しちゃったから
そもそもなぜ今ブログを書いているのか
残したくてもう一つ書きました(笑)


そう。
苦しいことは、きっと忘れられる。
楽しいことがいっぱいいっぱい、埋めてくれる。

だから、大丈夫だよ。


4年前の私。
頑張っているあなたの毎日は少しずつ報われる。
腕の中で眠る赤ちゃんは
次第に手足が強くなりやがて歩くようになり
今では私の手を離れて
スーパーのカートを引いている。

眠れなくて悲しいだろうけど
今ではSwitchでどうぶつの森をしてから眠れるくらい余裕があるよ。

その赤ん坊が
わたしたち夫婦と一緒に過ごしてくれるのは
本当に想像以上に一瞬だから
苦しい中で、楽しんで。

そして大きくなってゆく我が子を
全力で愛しんで。
感謝、感謝、感謝。
奇跡の積み重ねに感謝。



苦しいことは、いつか忘れてしまう。

良くも悪くも。
忘れるんです。忘れられるんですね、人は。

例え完璧に忘れられなくても明らかに薄くなっていく。
日常が重なっていくたび
少しずつ、少しずつ。


そんなことを痛感するのが、今。
なぜ半年以上間を空けて今ブログを書いているのか。
やっっとiPadをカタカタ触って
自分語りができる環境になったからです。


その環境というのが
リビングに家族が集合して寝るこの「夏」のことです。

リビングにベッドマットを運んできて
空調の効いてる場所で犬と一緒に寝る。
そうすると普段リビングに置いているiPad
カタカタ触ってお仕事をしていても
別の部屋に行って作業をするわけではないので
「寂しい!」と子どもたちから怒られることもなく
気付けば寝息を立てています。


我が家では毎夜
子どもたちが気持ちよく寝られるように
睡眠用BGMを朝まで流しているので
リビングでも同じように流してあげて
それを聞きながら
こうやって一息ついて
「これからの事」や「これまでの事」に
思いを馳せられるワケです。


そこでふと思い出すのが
毎日、まだ幼い我が子の世話を
2時間おきにしなければいけなかったあの頃。


同じように
睡眠用BGMを流しながら
ホニャホニャ泣いて私を求める我が子のおむつを変えたり
ミルクを寝ぼけながら調合して飲ませてあげて
40分かけて飲み終えた
たった60mlのミルクの瓶を置いて
今度は寝付くまで立ってゆらゆらゆらゆら…
揺らしてもなかなか眠ってくれなくて
立ったままフラフラと
寝落ちしそうになることも。

スーッと寝ついて「やった!」と思っても
すぐベッドに下ろすとまた目を覚ますので
そのまま揺らして完全に脱力するまで20分ほど待って
無事にベッドに着陸させたらガッツポーズ。


それから哺乳瓶を洗って煮沸消毒して
次のミルクの準備を終わらせてもう一度お布団に入ると
どんなに長くても「3時間おき」だから
既に2時間半とか経過してて
いやいや30分しか寝れない。とか全然ザラで。


特に長男は
ねんねは苦手。
おむつはちょっとでも気持ち悪いから泣きます。
ミルクはゆっくりゆっくり眠りながら。
基本背中スイッチばっちし☆
みたいな赤ちゃんだったから
大袈裟じゃなく最初の1ヶ月は
ほぼ無睡眠。


ちょっと辛すぎて
「ぬぉわーーーーー!溺れるほど寝たぃぁああああ」
なんてツイートしたこともありました。



なのに。


なのに!
あの頃途方に暮れながら
ボロボロの体で赤ん坊をゆらゆら揺らしながら
聞いていたあのBGMを今、目の当たりにしても

思 い 出 せ な い っっっっ


あの辛さを、思い出せない!!!!怖っっっっ


「一生この呪縛からぬけだせないのでは」
「私はもうベッドで朝まで気持ちよく眠ることはないのだな」
「世界で今、私は1人だ…」
「このBGMは生涯忘れねえっ辛くて死にそうな今を刻印してやるぅ!」
なんて思って涙したあの頃の臨場感がっっっっ


なぁあああいっっっっ



ああ。いい音楽ですね(ほっこり)
ってな感じよ。
当時一緒になってギラギラ血走っていた夫も
先ほどBGMを流した瞬間
「いや〜懐かしいなあ♪魚可愛いな〜」
とか言いながら寝ましたね。


恐ろしい。

とてつもなく苦しくて
孤独で、しんどくて
不安で、やるせなかったはずなのに。


そんな気持ちは忘れて
「あ〜この和音、九度が入っておっしゃれぇ〜」
とにっこりしながらブログを書き始めたんです。


でも先ほどのブログはそのことすら忘れて
違う内容を更新しちゃったから
そもそもなぜ今ブログを書いているのか
残したくてもう一つ書きました(笑)


そう。
苦しいことは、きっと忘れられる。
楽しいことがいっぱいいっぱい、埋めてくれる。

だから、大丈夫だよ。


4年前の私。
頑張っているあなたの毎日は少しずつ報われる。
腕の中で眠る赤ちゃんは
次第に手足が強くなりやがて歩くようになり
今では私の手を離れて
スーパーのカートを引いている。

眠れなくて悲しいだろうけど
今ではSwitchでどうぶつの森をしてから眠れるくらい余裕があるよ。

その赤ん坊が
わたしたち夫婦と一緒に過ごしてくれるのは
本当に想像以上に一瞬だから
苦しい中で、楽しんで。

そして大きくなってゆく我が子を
全力で愛しんで。
感謝、感謝、感謝。
奇跡の積み重ねに感謝。